▲ これが“日本代表”のCASTチェアです
▲ CASTのカタログを見ると、さまざまなバリエーションが用意されていることがわかります
この椅子も、Leapチェアと同じく、背骨の動きに着目して開発されました。このあたり、スチールケース社の椅子を扱っていることが影響しているのかもしれませんが、少々構造は違います。
オフィスチェア比較
背もたれの後ろに、アルミ製の太い棒を立て、そこに関節をつけて、背もたれの角度やサポート圧のコントロールをする仕組みです。関節の数は少ないのですが、後ろから見ると、椅子に背骨がついたような構造です。このあたりは、二回目で紹介した、ドイツ製の「セダス」に近いような気がしないでもありません。
▲ 椅子のフレームはまるで背骨のよう。人間の背骨の動きに追従するそうです
この椅子も、リクライニングさせると背もたれ全体が、うまい具合にしなって、背中全体をしっかりとサポートしてくれます。これは、最近のパソコンチェアの主流なんですね。背中の感触は、Leapチェアとはだいぶ違いますが、なかなか座り心地がいい。
根本的な設計思想はLeapやNew Pleaseなど、スチールケース社の椅子と似た部分があるのですが、違う点もあります。それは、背もたれをリクライニングさせたとき、任意の位置で固定できること。スチールケース社の椅子は、自由度を高めることを優先させたためか、リクライニングの固定機能はないんですね。
「しかも、背もたれを固定した状態から、若干、オフィスチェア 背もたれを動かせるんですよ」と猿田さん。試してみると、なるほど、背もたれが後ろへ動く。背もたれの上部だけが15度ほど動く仕組みなのです。Leapチェアなどのように、腰の部分が前へせり出すわけではありませんが、実際に使ってみると、単なる一枚板の背もたれを倒したときに比べ、はるかに楽な思いができます。これなら、DVD鑑賞を続けても、あまり疲れないですむでしょう。
▲ 「背もたれを固定した状態から、若干、背もたれを動かせるんですよ」と語る猿田さん。上部だけが15度ほど動くのでリクライニングした状態で楽な姿勢が取れます
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